ロマンス・・・・・①

モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」の第2楽章「ロマンス」の練習を始めています。
6月のチャペルコンサートで第1楽章を演奏したので、その続きの2楽章を・・・という適当な曲の決め方ではありましたが、いずれ全楽章をやってみたい、という声もありましたので、取り組むことにしました。


最初に「今までの練習の成果を聴かせてください。」と言う指揮者。
ただでさえ1回目はまともに弾けたことがないのに(泣)・・・と思いましたが、仕方なく指揮なしで演奏開始。
予想通り、というか予想以上にボロボロで、途中で崩壊しました。^^;
指揮者も何から手をつけていいかわからないという、呆れた表情・・・・
(練習の時はもうちょっと弾けていたんですよー!)と言いたいのをぐっとこらえるコンミスでした。

でも、きょうの練習は久しぶりの指揮者登場とあって、全員出席でした。
右手を怪我して楽器が持てないメンバーも、楽譜を手に参加。そのほかにギャラリーも2人いて、久々に緊張感漂う、熱の入った練習となりました。

この曲の練習を始めてから、最初の指揮者の指導になるので、丁寧に曲を見ていきました。

☆拍子記号(¢)について。
楽譜では2分の2拍子(¢)、アラブレーベの表記になっていますが、ここではアラブレーベの意味は全くなく、速い4分の4拍子です。
これは、1700年頃の文献にも残っていますが、速い4分の4拍子を表わす記号として、バロック時代から使われていたそうです。また、モーツァルトのアンダンティーノは、普通の作曲家と反対でアンダンテよりも遅いという説もあり、速めのアンダンテということを指示するために、この記号を使用したものと推理することができます。


☆記号(「点」と「縦線 (くさび)」)について。
プリマヴェーラでは、新モーツァルト全集と、オイレンブルクのスコアを使用していますが、楽譜の中に、点と、くさびのような短い縦の棒状のものと、2種類のアーティキュレーション記号があります。これは新モーツァルト全集が出版された時に明確に区別されたもので、それ以前に出版されたものは「点」に統一されたものが多く、いまだに出回っているようです。

この、「点」と「縦線」は、どちらも分離するような感じはありますが、はっきりした違い、特に実際はどのように弾きわけられていたのかは、よくわかっていない、といったところです。(指揮者の判断にゆだねられることが多いようです)
ただ、レオポルド・モーツァルト(モーツァルトのお父さん)の、「バイオリン奏法」の中に、

~点は、弓に軽い圧力を加え1音ずつ区別して弾きますが、弓は弦から離さない~
~点の代わりに短い棒が書かれている場合は、各音符ごとに弓をリフトする~

というような表記があります。マンドリンの場合は違いを表現するのが難しいのですが、「縦線」は、完全に音と音の間に空間が生まれるように、「点」はニュアンス的なもので、音の立ち上がりを気をつける、という感じでやってみようと思います。

                                          つづく
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by michinokuhitori | 2008-09-11 00:03
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