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「普通」の音楽


皆様あけましておめでとうございます。

長らくブログをお休みしているうちに年が明けてしまい、2009年になりました。
(それももう半ばを過ぎてしまいました。^^;)

昨年のチャペルコンサート後、CD作りにエネルギーを注ぎ込んでしまいましたが、そろそろ次の目標に向かって進まなければいけませんね。

1月11日には、「新年会」「CD作成祝賀会」「新人さん歓迎会」という三つ巴の宴会を催しました。
最初に、チャペルコンサートのCDをみんなで鑑賞しました。
みんな、拍子をとったり、目を閉じて聴いたり、それぞれの思いを巡らせている様子。
指揮者は「緊張した~。」・・・そうです。

その後、食事をしながら、他のアマチュア団体の演奏のCDを聴きました。
北から南まで10団体の演奏を抜粋して、15~16曲。
コンサートで演奏した同じ曲や、これからやってみたい曲など・・・・
みんなで他団体の演奏を聴くというのも、とても勉強になりますね。
特に青森は演奏団体が少ないので、なかなか生で聴く機会がありません。


お酒も入り、みんないい気分になって、
「うちの演奏結構いいよね~。」と、超ナルシスト集団に変身。
横で指揮者が、「決して名演奏というわけではないんですからね。普通に聞ける音楽をやろうとしただけです・・・」

この「普通」というのが、実はとても難しいのです。

プロの演奏家は、「普通」に演奏するための勉強をしてから、オーケストラ等に入ります。
でも、私たちのような素人は、そういう勉強を省いた状態で演奏しようとします。
学校で習う音楽や、サークルでの合奏では、音楽に親しむ、楽しく演奏する、ということが主流で、本質的なものにはなかなか触れることがありません。

楽譜が読めて、その中に書かれてある記号に忠実に音が出せて、みんなで気持ちを合わせて、楽しく弾ければいいんじゃないの?と思っている人もたくさんいるはず。
そして、長年そういう環境にどっぷりと浸かっていると、それが「普通」という感覚になってしまうものです。

チャペルコンサートに向けての練習の中で、曲によっては、かなり細かいことをやりました。
アーティキュレーションや音色はもちろんですが、ピックの角度や速度、トレモロの種類、音程などにも触れたところもありました。
それは、単に弾き方の問題ではなく、音楽に合った音を獲得するための奏法でした。

もちろん、指示されながらも、全部できたわけではありません。できなかった方が多かったかもしれません。でも、時にはストレスがたまりそうな練習(実際胃が痛くなった人、いましたよね)は、すべて「普通」の音楽を演奏するためのものだということを、メンバーのみなさんは理解してくれましたか?

素人の私たちにとっては、それはとても大変なことではありますが、プロでもアマチュアでも目指す音楽は同じはず。
アマチュアだから自分たちの好きなように音楽をやっていいという訳はないのです。
まして、演奏会を開いて、お客様に聴いていただこうというのであれば、決して自己満足の域で終わってはいけないと思っています。
プリマヴェーラは、作曲家達への畏敬の念を忘れず、真摯に謙虚に音楽に向き合っていきたいと思っています。

・・・・と、理想だけは大きく持って、

今年もまた「普通」の音楽を目指してがんばりましょう。

地道な努力はいつか必ず実を結ぶと信じて・・・
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by michinokuhitori | 2009-01-18 23:02