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神頼み!

音楽ネットワーク弘前の合同演奏会、いよいよ明日に迫りました。

まあここまで来てジタバタしても仕方ないのですが、不安材料がたくさん・・・・

1stの弱音器の装着に思いのほか時間がかかります。
焦るとなお時間がかかる・・・
ここはぜひ平常心で、落ち着いて取り組みましょう。


どんなに真面目に、どんなに時間をかけて取り組んでも、
できないものはできないのだ、という現実を受け止めることも必要です。
限られた能力の中でできる、最大限のことをみんなでがんばってみる。

そして・・・あとは神頼みです。

できないものができるようになる、という奇跡は起こりませんが、
積み重ねた時間は何かしら味方してくれるのでは、と思っています。

がんばりましょう。

  
 弘前音楽祭
 「音楽ネットワーク弘前合同コンサート」
   
   日時:11月28日(日) 12:30開場 13:00開演(17:00終演予定)
   会場:弘前市民会館大ホール
   入場料:500円(中学生以下無料)

プリマヴェーラは、出番1番です。(13:00~13:15)
弱音器を装着したマンドリンアンサンブルは、おそらく初めてだと思います。
興味のある方はぜひ聴きにいらしてください。
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by michinokuhitori | 2010-11-27 23:09

保続音・・・・・・セレナーデ④

34小節目の1拍目のギター、3弦の音は鳴らしにくいのですが、弦楽合奏版のCDを聴くと、この音の上下が逆になっています。

「その方が鳴らしやすいし楽器法としても自然です。気が変わったらそれでやるかも・・・」と言う指揮者。

とりあえず作曲者を尊重するとどうなるか、ということを体験しておきたいので、今のところはそのままやります。

34小節目以降はしつこいくらい「ソ」が多いです。この、ソは保続音だと思って弾いてください。保続音というのは、簡単に言うと、金縛りにあうような感じで、それが続いたらそこから抜け出たいという思いにかられる感じです。上で和音が変わっても、同じ音が鳴っているとそれに呪縛されてしまうという効果なので、抜け出すとすっきりします。
1stも、2分音符のソは保続音だと思って弾きましょう。


11月28日(日)音楽ネットワーク弘前の合同演奏会でこのセレナーデを演奏します。
弱音器をつけての初めての演奏です。
マンドリン合奏の醍醐味は迫力!と思っているマンドリン関係者たちが多い中で、ただでさえ小さな音を、あえて弱音にして演奏するというのは勇気がいります。また、最近は、日常生活の中でも常に音があふれ、聞く努力をしなくても自然に音が耳に入ってくることに慣れている私たちですから、小さな音に耳を澄ます、という経験があまりなく、“聞こえない!”とも言われかねません。

でも、「人前で演奏するということは、どんな批判も受ける覚悟をしなければいけない」という指揮者の言葉を真摯に受け止め、
“研究会 プリマヴェーラ”は、マンドリンの新しい響きと可能性を求めて、演奏してみたいと思います。
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by michinokuhitori | 2010-11-16 00:43

和音の変わり目・・・・・・セレナーデ③

この曲は、拍子記号が2分の2拍子となっていますが、これはいわゆるアラブレーベとは考えないで、速めの4拍子として考えましょう。
(以前やった、モーツァルトのアイネクライネでもありましたよね)

セカンドとマンドラは8分音符のピチカートが1小節に8コ出てきますが、ここは4コ4コで意識します。(一般的な、4拍めを↑、次の1拍めを↓というようなことはあまり考えなくていいです。)
セカンドは、3度音程を、マンドラは6度の跳躍をきれいに躍動させます。この運動性の違いを意識しましょう。セカンドは穏やかな小波、マンドラは少し大きい波、という2層構造になっています。このピチカートの粒が聞こえることによって、ある程度の小気味よい運動性やユーモラスな響きがそこに託されます。その上に、全く性格の違うメロディーが流れる、というコントラストを楽しみたいと思います。
優雅に泳ぐ白鳥のごとく、水面下では足をバタバタと、結構疲れる動きをしている、ということですね。


冒頭のファーストは、フレンチデタシェ風に弾きましょう。動き出してちょっと止まるようなアクションが次へのニュアンスを引き出します。
この曲は、和音がメロディーを支えていく和声なので、その和音が変わっていくところの注意が必要です。特に、小節の中で変わるところは気をつけましょう。

1小節目と2小節目で和音が変わっていきます。
3小節目は、1,2拍目と3,4拍目で和音が違います。
セカンドのファの音が次の4小節目のミで解決。4小節目のファも同様です。
ごくわずかですが、このあたりはファが出てきたら緊張です。極端にやる必要はありませんが、ちょっと意識することが大事です。
全体の緊張がそこで決定されるということで、ここはセカンドが重要になります。

13小節目、ギターの、シの瞬間に和声が変わります。
マンドラは1拍目のソは、3,4拍めのソとは違うので意識してください。
(3,4に緊張です)
14小節目、ギターのラも大事な音。

そしてメロディーは、ピチカートが透けて見えるくらいのバランスで弾くのがベストです。

こういう和声の変わり目というのは、極端に強く弾くというようなことではありませんが、そこを意識することが大事です。無意識に弾いてしまうと、ハーモニーが変わってもメロディーにそれが反映されず、それこそ何もない演奏になってしまいます。
ファーストのメロディーも、2分音符で音が伸びている間にピチカートパートの和音が変わっていくというところは、何かをするわけではありませんが、意識しておきます。

みんなで曲の構造を理解して、それを意識しながら演奏するということが、音楽的な演奏につながっていくと思います。
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by michinokuhitori | 2010-11-12 00:26

弱音器・・・・・・セレナーデ②

スコアの最初に、「con sordino(弱音器をつけて)」という指示があります。
バイオリンやビオラを模倣するわけではありませんが、弱音器の役割、ピチカートに託した音、というのは何か意味がある、ということで、それを再現してみようと思います。
とはいえ、マンドリンには弱音器というものがありません。そこで苦肉の策として、自家製弱音器なるものを作ってみました。

材料は輪ゴム3本。
3本の輪ゴムをつなぎ、使用する弦(E・A・D)のブリッジ際のところで1本ずつ弦に回すようにしてかけていき、ゴムの両端を、弦の端を止めるテールピースのところにひっかけます。
(装着に30秒くらいかかりますが、あわててパニクると1分以上かかってしまうので、熟練が必要です)

また、ピチカート組の、セカンドとマンドラは、いわゆるピチカート奏法で8分音符を延々と弾き続けるのは大変なので、ティッシュペーパーを細長く折りたたみ、ブリッジの際のところに詰め、ピックではなく親指で演奏します。

原始的ではありますが、この「輪ゴム」「ティッシュ」というのが、音的には一番良いと思います(^^)v

現在、プリマヴェーラの、もの作り職人O氏が、簡単に装着できる弱音器を開発中で、試作品も何作かできています。
成功の暁には、プリマヴェーラのCDとともに、販売したいと考えています。
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by michinokuhitori | 2010-11-10 22:57

ハイドンのセレナーデ・・・・・・①

ハイドンのセレナーデとして長年親しまれてきたこの曲は、
「弦楽四重奏曲第17番ヘ長調(Op3-5)」の第2楽章です。
後の研究の結果、この曲の本当の作曲者は、オーストリアの修道士、ローマン・ホフシュテッターであることが明らかになりました。

ホフシュテッターはハイドンの信奉者であり、ハイドンの音楽様式に倣って自らも作曲をしました。それが明らかになってから、この曲自体演奏されることが少なくなってしまいましたが、第2楽章は、今でも「ハイドンのセレナーデ」としてBGMなどにもよく使われていて、誰でも一度は耳にしたことがあると思います。

今回、プリマヴェーラでは、演奏するにあたり、
「Payne版(1889年)」と「Peters版(1900年)」の2種類のスコアを用意しました。
一般的によく耳にするのは、Peters版の方で、Payne版と比べてみると、アーティキュレーションや装飾音などがかなり違っています。原点を探るということで、Payne版に忠実に、とも思ったのですが、あまりに違うアーティキュレーションに、かえって違和感を覚えるのでは、ということもあり、今回は両方のスコアを見比べつつ練習することにしました。
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by michinokuhitori | 2010-11-10 00:38